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空羽ファティマからメッセージ
<< 今度は 空羽(くう)ファティマ、盲導犬の本、書きます | main | 前回のコラムの後編もまだ載せてなかったので載せます。ブログ読者の皆さんに感謝。 >>
〈 想いの チカラ 〉空羽(くう)ファティマ の 毎日新聞コラム
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    わけあって ブログもFacebookもずっと投稿できていませんが、今日の〈 想いの チカラ 〉空羽(くう)ファティマ の 毎日新聞コラム だけ載せます。



    【コンフィデェンスマンJPフィリピン編】 (コンフィデンスマンjp とは、、今、大人気の映画です〕 ‥‥‥ 「フィリピンの島を20万で買いに行く?」 大学時代、テニス部の先輩から誘われて面白そうなので行ってみることにした。それは先輩の知り合いだという長年フィリピンに住んでいる日本人男性Bさんからの話で、普通の観光客には行けない地元のリアルな場所をたくさん案内してくれた。 その一つに10代の女の子が、驚く安さで日本人や欧米人に売られている場所があり衝撃を受けた。彼女たちの部屋に行き仲良くなっていろんな話をすると、一度もこの町を出てなく何の楽しみもないと言うので、1週間分のお金を払ってその中の一人を連れて一緒に島に行くことにした。可能ならみんな連れて行ってあげたかったけど。 その女の子の自宅に招待されると想像以上の厳しい生活。夕方4時には電気も水道も止まり家族は床に寝て私には木の箱を並べてベッドを作ってくれた。 夜ライトを持ってトイレに行くとザワザワと床が動いた。ヒェエ〜!それは大きなゴキブリ達!トイレを飛び出て庭で用をたすしかなく、今までいろんな国に行ったが一番恐ろしいトイレNo. 1認定だ。 キッチンもとても清潔とは言えないが「娘によくしてくれたお礼で買ったくれたというご馳走のお肉でお腹を壊すはずはないっ!」と信じ勇気を出して口に入れ噛むのも大変な固い肉を笑顔で食べたが、キッチンの汚さをみた先輩は食欲を無くし内緒で私のお皿に自分の分を乗せたのでそれも私が食べるしかない。 旅で出会った人がご飯をご馳走してくれたらおいしいと喜ぶことが何よりのお礼だと、今まで各国の旅をしながら学んだから。そして私のお腹はなんとか持ちこたえてくれて次の朝、ついに4人で島へと向かう。 地図にも載ってないような小さな島に着くと初めて日本人を見たという島民は私の鼻を触らせてと列を作る。一人一人に鼻を触られる経験、、。(>_<)(≧∀≦)美味しいフルーツとお魚のご飯。親切な人々。日本とは全く違った静かな流れる時間。。楽しかった自然溢れた美しい島の生活が終わり 本島に戻る日。少年の漕ぐ小舟に乗ると天気は急変し容赦ない雨と風で海は荒れ塩辛い海水が、顔にバシャバシャとかかりサングラスをかけないとしみて目が開けない。 強い向かい風。なかなか進まず方向も合っているか不安な中で、日は暮れ漂う小舟の中にどんどん入ってくる海水。まずい。このままでは舟が沈む。皆で休まず手で海水をかき出し続けるしかない。 本当にかなり危険な状況だが絶対助かると信じつつ真っ暗な海の中ただ、もう なるようにしかならないと命を天に預ける。神とか宇宙とか大きな力に頼るしかなく自分がやるべきことをやり続けるしかなく怖いとか思うヒマはない。必死である。ただただ、必死で海水をかき出し続ける。。 何時間経っただろう。。そして、、ついに、、遠くに見えた光。灯台の灯りがここまでありがたいと感じる人は漁師以外にそうはいまい。その光はもはや、神そのものだった。手を合わせずにいられない。ああ、救われた。救っていただいた、、。 ありがとうございます。さっきまで涙さえ出ない緊張の中にいたが、やっとその時安心して泣けた。 …………………………… 結論を言うと結局、フィリピンの島は買えなかった。 なぜならば 先輩の知り合いのBさんはコンフィデェンスマン(詐欺師〕だったのだ。フィリピンの空港で私たちの残金全部を 「いいレートで日本円に両替してきてあげるよ」と持ち去りいくら待っても戻ってこないことで、彼に全て騙されたことを知った。 でも、一流のサギ師というのはこういう人のことか、と恐れ入ったのは不思議なことに 「騙された」と知った後でも憎めないのだ。たくさんお世話になり 貴重なフィリピンの裏を見せてもらったガイド代だと思えばいいと思えてしまうのだ。 < 携帯のない時代。着陸した飛行機の中で「至急自宅に電話してください」とアナウンスで電話するとおじいちゃんが亡くなり今夜お葬式だという。 お金は全て取られて一文無しなのでお巡りさんにお金を借りて帰ると家の前には、葬儀の花輪がたくさん並んでいて、、その非現実感と日本の真冬の寒さに南の国から帰ったばかりで毛穴の開いた私は対応できず、悲しみと寒さで震えながら泣いたっけ。。。 ああ人生はいつも、ハプニングの連続だ。 でも、どんなときでも。 どんなに絶体絶命と思える時でも、探せばどこかにきっと、灯台の灯りがともっていて、あなたを守り導いてくれるのだ。 毎年「かつてない豪雨」と言われる災害に見舞われ、 コンフィデンスマンjp で恋愛詐欺師ジェシー演じる三浦春馬さんをいきなり亡くし心にぽっかり穴が開いた人がたくさんいる日本にその光が差しますように。 (紙面では文字数の関係で言葉を削ったのでこのブログでは少し加筆して書いた特別版を載せました〕
    | - | 12:34 | comments(1) | trackbacks(0) | - |
    いつもブログにコラム載せてくれてありがとうございます!
    | カイトアラジン | 2020/09/15 1:06 PM |









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